ソルドビアへ
ホーマーからカチャマック湾を挟んで斜め対岸の漁村、セルドビアSeldoviaまで船が出ているので、海が穏やかな一日私たちも日帰りで行ってきました。
人口300人に満たない小さな村。
その小川のような流れにも、続々と鮭が遡って来ていました。
長旅に耐えて、生まれた川に帰ってきた鮭たちです。
そこここに、既に産卵を終えた鮭の体、つまり子孫を残すと言う使命を終えて天寿を全うした鮭が打ち捨てられています。
これが孵化した稚魚の血となり肉となるのです。
アラスカでは土地の人たちはイクラを食べません。釣りの餌にするだけです。
釣りに使った残りらしきイクラも落ちています。
商業的に捕獲された鮭の卵は、勿論輸出されて私たちの口に入るわけです。
アラスカを車で旅するのに必要不可欠なのが、 “The MILEPOST”と言うガイドブックです。
下の地図はその中の1ページです。 地図中の片仮名は私が書き加えたものですが。
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1949年創刊らしい、A4、800ページ位のこの本には、車の旅行者が必要とするありとあらゆる情報が盛り込まれており、 各ハイウエー別に、大変使い易く編集されています。
地図には宿、レストラン、ガソリンスタンド、釣りスポットや主要都市からの距離まで入っています。
広告ぺージにもお世話になりました。
もしアラスカを旅するなら、購入をお勧めします。http://milepost.com/
さて、セルドビアですが、
日本の山里を思わせる、大変穏やかな風景です。
こんなカフェもありました。漁村らしい道具が沢山置かれています。
小さな博物館があり、カフェが数件、何々物産展のような店が数件。
ゆっくりお散歩し、お昼を食べ、波止場のカフェテラスでアイスクリームを食べて帰ってくるのにちょうど良い行き先でした。